



そこで今回は、シリコンバッグ豊胸とは?そのメリット・デメリットを何処よりもわかりやすく解説していきます。
シリコンバッグ豊胸とは?
シリコンバッグ豊胸は、シリコン製のインプラント(バッグ)を胸部に挿入し、バストのサイズや形状を改善する美容外科手術です。
この方法は、短期間で確実なバストアップが可能であり、特に大幅なサイズアップを希望する方に適しています。


シリコンバッグ豊胸のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
確実なサイズアップ 半永久的な効果 多様な形状とサイズの選択肢 | 手術に伴うリスク ダウンタイムの存在 定期的なメンテナンスの必要性 |
- 確実なサイズアップ:シリコンバッグを挿入することで、希望するバストサイズを確実に実現できます。特に2カップ以上の大幅なバストアップが可能です。
- 半永久的な効果:一度の手術で得られる効果は長期間持続します。適切なケアを行えば、バストの形状やサイズを維持できます。
- 多様な形状とサイズの選択肢:シリコンバッグにはさまざまな形状やサイズがあり、個々の体型や希望に合わせて選択できます。
- 手術に伴うリスク:手術には麻酔や感染症、出血などの一般的なリスクがあります。また、カプセル拘縮(インプラント周囲の組織が硬くなる現象)のリスクも考慮する必要があります。
- ダウンタイムの存在:手術後には腫れや痛みが生じ、通常1〜2週間のダウンタイムが必要です。その間、日常生活や仕事に支障をきたす可能性があります。
- 定期的なメンテナンスの必要性:シリコンバッグは半永久的ですが、経年劣化や体型の変化により、将来的に交換やメンテナンスが必要になる場合があります。
シリコンバッグには種類がある?






シリコンバッグの形状と特徴
シリコンバッグの形状は主にラウンド型とアナトミカル型の2種類があります。
種類 | 形状 | 表面 |
---|---|---|
![]() ![]() ラウンド型 | 円形 | 滑らか |
![]() ![]() アナトミカル型 | しずく型 | 凹凸あり |
形状 | 特徴 |
---|---|
ラウンド型 | 丸みを帯びた形状で、上部のボリュームを強調したい場合に適しています。 |
アナトミカル型 | しずく型で、自然なバストラインを求める方に適しています。 |






シリコンバッグ豊胸の施術の流れ
①カウンセリング


まず、医師とのカウンセリングを行い、希望するバストのサイズや形状、使用するシリコンバッグの種類、切開部位などを詳細に相談します。
この段階で、手術のリスクや術後のケアについても説明を受けます。
②手術前準備


手術当日、全身麻酔または局所麻酔を施します。
麻酔の種類は、手術の範囲や患者さんの状態により決定されます。
③切開


シリコンバッグを挿入するための切開を行います。切開部位は以下のいずれかです。
- 腋窩切開:脇の下を切開する方法で、傷跡が目立ちにくい利点があります。
- 乳房下溝切開:乳房の下部のしわに沿って切開する方法で、直接的な視野で手術が行えるため、精度が高いとされています。
- 乳輪周囲切開:乳輪の周囲を切開する方法で、傷跡が乳輪の色素に紛れやすい特徴があります。
④ポケットの作成


切開部位から、シリコンバッグを挿入するためのスペース(ポケット)を作成します。このポケットは、以下のいずれかの層に作られます。
- 乳腺下法:乳腺の下にポケットを作成する方法で、自然な触感が得られやすいとされています。
- 大胸筋下法:大胸筋の下にポケットを作成する方法で、シリコンバッグの輪郭が目立ちにくい利点があります。
⑤シリコンバッグの挿入


作成したポケットに、選定したシリコンバッグを慎重に挿入します。
この際、左右のバランスや位置を細かく調整します。
⑥縫合


シリコンバッグの位置を確認した後、切開部位を丁寧に縫合します。
必要に応じて、ドレーン(排液管)を挿入し、術後の血液や体液の排出を促します。
⑦術後ケア


手術後は、腫れや痛みが生じることがあります。
医師の指示に従い、適切なケアを行います。
通常、数日から1週間程度で日常生活に復帰できますが、激しい運動や胸部への圧迫は避けるようにします。
まとめ
シリコンバッグ豊胸は、確実なバストアップを希望する方に適した方法です。
しかし、手術に伴うリスクやダウンタイム、将来的なメンテナンスの必要性など、デメリットも存在します。
手術を検討する際は、信頼できる医師と十分に相談し、自分に最適な方法を選択することが重要です。